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『南京』(なんきん)は、1938年に公開された日本の記録映画。日中戦争における南京攻略戦終了直後の南京城内外の様子を撮影している。 == 概要 == この映画は、遠からず行われると予測された南京攻略戦に備え、『上海』と同時に準備の進められた企画である。撮影班一向は、『上海』の撮影が終わるのを待ってその機材を引き継ぎ、1937年(昭和12年)12月12日未明に南京へ向けて出立。南京陥落の翌日14日に南京に到着し、そのまま年を越えて1月4日まで撮影を続けた〔土本典昭「亀井文夫・『上海』から『戦ふ兵隊』まで」 『講座日本映画5 戦後映画の展開』岩波書店、1987年 所収、330ページ〕〔藤井仁子「上海・南京・北京―東宝文化映画部〈大陸都市三部作〉の地政学」 岩本憲児・編『日本映画史叢書② 映画と「大東亜共栄圏」』森話社、2004年 所収、111ページ〕。 フィルムは消失したものと長年考えられてきたが、1995年(平成7年)に中国の北京で発見された。ただし10分ほどの欠落があると見られる〔藤井、125ページ〕。日本映画新社からDVDが発売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南京 (戦線後方記録映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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